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「って、そもそもアイツはテメェの何なんだよ!? 関係ねーなら大事にする必要ないじゃねーか!」
確かに、ミサの言う通りだ。
他人なら、大事にする必要なんかない。
……しかし、リナは「くっ」と言いながら歯を食い縛り出した。
そして、ミサから視線を外す。
「理雄は………………アタイの………………と、とにかく大事なんだよ!!」
「ブフォッ!?」
リナは言葉を濁した後、ミサに渾身の一撃を放った。
ミサはその場に気絶し、この街を襲ったとして駆け付けたパトカーに連れて行かれた。
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