リナと理雄~本当の幸せ~

24/30
前へ
/890ページ
次へ
「って、そもそもアイツはテメェの何なんだよ!? 関係ねーなら大事にする必要ないじゃねーか!」 確かに、ミサの言う通りだ。 他人なら、大事にする必要なんかない。 ……しかし、リナは「くっ」と言いながら歯を食い縛り出した。 そして、ミサから視線を外す。 「理雄は………………アタイの………………と、とにかく大事なんだよ!!」 「ブフォッ!?」 リナは言葉を濁した後、ミサに渾身の一撃を放った。 ミサはその場に気絶し、この街を襲ったとして駆け付けたパトカーに連れて行かれた。
/890ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加