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「ハァッ……ハァッ……魔女様最高っ」
「もっとぉっ……寄越しなさいよぉ」
ガーンッ!
「どーゆー事だ真優うぅっ!! 誰だ真優をこんなにしたのは!! 許せん!」
「ちょっと理雄、気持ちは分かるけど落ち着いて!」
理雄は怒りの余り真優の体をガタガタと震わせるが、万里がそれを制止させる。
すると、どこかから声がした。
「フフフッ……」
「誰っ!?」
万里は、声のした方へと振り返る。
それは、魔女だと思われる風貌の女だった。
全体的に黒いファッションをしており、深めに被った帽子により顔は見えない。
ジュルリッ
「もう一人おいしそーな子はっけぇん♪いっただっきまぁーす♪」
「きゃぁぁっ!?」
魔女は舌なめずりすると、万里に抱き付かんとばかりに突進した。
果たして、万里の運命や如何に!?
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