8人が本棚に入れています
本棚に追加
万里side
「じゃーあねー♪」
「うん、また遊びに来てね」
ガチャリ
みなっちが帰って、食卓を片付けて。
そして、真優と真奈に再確認してみる。
「ねぇ、本当に事件の事覚えてないの?」
「うーん……覚えてないというより、そんなのあったかなって感じ」
「なんか、美奈子姉がバグしてくれたから全て忘れられたって感じだよね」
ん、今ちょっと引っ掛かったぞ。
みなっちが、バグして記憶が消える?
そんなの、ありなの?
……何か、おかしい。
「二人とも俺の言う事は信じてくれないのか」
「し、仕方ないよ。忘れてるんだから」
と、必死にフォローは入れるけど理雄の機嫌は損なわれたまんま。
これは……
どげんかせんといかん。
冗談はさておき。
……これは、まず情報収集からかな。
「まぁ、仮にそれが本当だったとしてもその魔女が二度と現れないようにもしっかりパトロールしなきゃって事でしょ。って訳で、ここからはおねーちゃんヨロシク」
なんか信じてくれたのかそうでないのかビミョーなところだけど、まぁ良いか。
よしっ、午後からのパトロール頑張るぞ!
最初のコメントを投稿しよう!