姉との別れ

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おばあさん「怨み屋本舗というのは ……怨みをもつ人間に代わり、依頼を受けて金銭と引き換えに復讐を代行する者のこと。 仕事の内容は大きく分けて「実質的殺害」と「社会的抹殺」にしているの。 依頼者以外には怨み屋が関与したという認識すら残さない。 殺し屋とは違いますからね。」 おばあさんが怨み屋本舗について説明する。 悠夜「私も……たくさん人を恨んでるから?」 悠夜が握りこぶしを作る。 3年前の正月に祖父母、両親、叔父夫婦、従姉妹たちを殺され、自分と姉だけが助かった。 そして今、姉はいじめを苦にして自殺した。 おばあさん「あなたをこの 怨み屋本舗にスカウトします。」 悠夜「え、おばあさん怨み屋本舗の偉い人?」 悠夜はビックリしておばあさんを見る。 悠夜「ここに置かせて下さい!! 他に行くところも無いし。 よろしくお願いいたします!」 悠夜は、怨み屋本舗に入る事を決意した。 怨み屋本舗の一員になれば、 自分の家族を殺した奴に復讐出来ると思ったからだ。
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