1人が本棚に入れています
本棚に追加
おばあさん「怨み屋本舗というのは
……怨みをもつ人間に代わり、依頼を受けて金銭と引き換えに復讐を代行する者のこと。
仕事の内容は大きく分けて「実質的殺害」と「社会的抹殺」にしているの。
依頼者以外には怨み屋が関与したという認識すら残さない。
殺し屋とは違いますからね。」
おばあさんが怨み屋本舗について説明する。
悠夜「私も……たくさん人を恨んでるから?」
悠夜が握りこぶしを作る。
3年前の正月に祖父母、両親、叔父夫婦、従姉妹たちを殺され、自分と姉だけが助かった。
そして今、姉はいじめを苦にして自殺した。
おばあさん「あなたをこの 怨み屋本舗にスカウトします。」
悠夜「え、おばあさん怨み屋本舗の偉い人?」
悠夜はビックリしておばあさんを見る。
悠夜「ここに置かせて下さい!!
他に行くところも無いし。
よろしくお願いいたします!」
悠夜は、怨み屋本舗に入る事を決意した。
怨み屋本舗の一員になれば、
自分の家族を殺した奴に復讐出来ると思ったからだ。
最初のコメントを投稿しよう!