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その言葉の意味についてしばし僕は考える。
どうやらリゼルは毎日これをしたいらしい。
若さゆえに欲望が、という気持ちは僕にも分かる。けれど、
「ぼ、僕の体も考えて欲しいか、な?」
「でも俺、もっとレオナが欲しい。抱きしめたら、もっと欲しくなった」
真剣なまなざしで言うリゼルだが、それは僕には恐ろしくてたまらない。
確かにリゼルは好きだしこういった事も許せるくらいだけれど、
「も、もう無理、一回でもうむりぃいい」
「……初めてだからそう思うんだ。だから慣れるまで頑張れ」
リゼルが笑顔で鬼畜な事を言い、僕は全力で逃げようとしたけれど、まだつながったままでいたのもあって逃げられずそのまま、二回戦に突入した。
「ふわぁああっ、ぁああんっ、もうむりぃいいい」
僕の悲鳴にリゼルがキスをする。
そんなので僕は誤魔化せないんだからなと思いつつ僕は、散々あえがされて感じさせられてしまったのだった。
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