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蒼馬の性器を咥えこんだまま、同時に乳首を責められると気持ちよくて、白縫は快楽だけを追い求めていった。
「ああ……っ、あっ、あっ、あっ」
粘膜をこすられて、甘ったるい声が絶え間なく零れ出てしまう。大胆にも、野外で淫らな行為にふけるなんてと、羞恥する感情が白縫をますます煽っていった。
硬いもので奥を突かれるごとに、そこはねだるようなうねりを見せる。もっと刺激が欲しい。奥がぐちゃぐちゃになるまで、強く擦って激しく突いて欲しい。中が疼いてしょうがなく、白縫の腰は強い突き上げに合せて揺れた。
「蕩けた顔もそそられる……乱れたお前を見ていると、俺もどうにかなりそうだ」
うっとりとした顔の蒼馬は白縫の乳首を両方いっぺんに引っ張りながら、深く沈めた腰を揺らした。跳ね上がった水で滑りがよくなった乳首は感度も上がり、直接腰に突き刺さるような刺激が強い。
「は……っ、あ……っ、あん……っ、んー……っ」
そこが掻き混ぜられて、中が蕩けそうなほど気持ちがよかった。浅ましい粘膜は離すまいと蒼馬を咥え込み、もっと奥へ奥へといやらしく蠢いている。軽く揺さぶられるだけで堪らない気分になって、蒼馬をきつく挟み込んだ内腿が痙攣した。
「あっ、あっ、あっ……気持ち、いい……っ」
「今宵の白縫は素直でよい」
うわごとのように繰り返す白縫の痴態に、蒼馬が自分の唇を舐めた。
全身が過敏になって、中で蒼馬の性器が脈動するだけで感じてしまう。はあはあと浅い呼吸を繰り返す白縫は揺さぶられる動きに合わせて、がくがくと首を振った。
「はあ……っ、はあ……っ、きもち、いい……っ、ああ……っ」
大きくて太い性器は白縫の中を、めいいっぱい広げて埋め尽くす。狭い器官を隙間なく食まされて苦しいはずなのに、それは快楽を与えて白縫から理性を奪っていく。
「あ、あぁ……っ、そう、ま……、もっと、強くして……」
素面では言えない言葉でも、箍が外れた今なら何でも言えてしまえる。蒼馬の首に腕を絡めて身を擦り寄せた白縫は、蒼馬の耳朶を舐めながら「蒼馬、蒼馬」と甘い声で繰り返した。それに応えるように、逞しい腕が白縫の細い体を抱きしめる。
「お前はそうやってすぐに俺を煽る……止めてやれぬぞ」
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