【 4 】R18

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「ん……っ」  そのまま奥まで一気に押し込めた蒼馬は、舌を噛みそうなほどの勢いで腰を打ちつけた。強い律動に逃げかけた白縫の体を引き寄せて、奥深くまで押し込んでくる。容赦ない動きに中はぐちゃぐちゃだ。 「いや……っ、は……っ、はぁ……っ、はぁ……っ」  息を荒げる蒼馬は白縫を押さえつけて、獣のように腰を突き上げてくる。荒っぽい抽挿に、舌を噛んでしまいそうになる。がくがくと首を上下に振りながら、白縫は嬌声を上げた。 「やぁ……っ、さ、触るな……っ、あ……っ、あ……っ」  蒼馬は根元まで押し込むと、しとどに濡れた白縫の性器を擦り上げてきた。ぬるついた感触と、中をぐじゅぐじゅと掻き回される気持ちよさに、それまで感じていた以上の強烈な快感が押し寄せてきた。 「あ、あっ、ああああ……っ!」  体をぐっと強ばらせて、白縫は蒼馬の手に吐き出した。蒼馬も中に吐き出したらしく、満足したように深い呼吸を繰り返している。  ずるりと性器を引き抜いた蒼馬は、畳の上に突っ伏している白縫の隣に倒れた。向こうを向けばいいのに、見合う形で蒼馬はこちらを向く。殴りつけてやりたいが、力の入りきらない体はぐったりして、静まらない呼吸を吐くことしかできない。目を合わせるのも腹立たしく、白縫は目を瞑ると、わざと眉間に深い皺を刻んだ。 「お前のような刺客は初めてだ」  汗で額に貼りついた髪を、蒼馬が指で梳いたのがわかった。触れるなと、白縫は軽く顔を振る」
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