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「何度も言うが、私は刺客ではない」
「優秀な刺客は拷問されても、口を割らない」
何度も否定しているのに、蒼馬は信じようとしない。城主は周辺諸国から、常に命を狙われているからなのだろう。だからと言って、こんな理不尽な扱いを許すことはできなかった。
「こんなに美しいお前が閨の経験がないとは……。お前の中は気持ちよかったぞ。感じやすいのも気に入った。お前の主がこれを知っていたら、手放しはしなかっただろう」
ふう、と深く息を吐いた蒼馬は四つん這いになって、白縫に被さってきた。下腹部に当たる蒼馬の性器はすでに勢いを取り戻している。まさかと、白縫は恐怖に顔を引き攣らせた。
「な、何を、する気だ……?」
「白縫の匂いを嗅いでいたら、欲しくなった」
強引に足を左右に広げられ、指を差し込まれる。潤んだ中を擦られて、静まっていた官能が一気に高ぶった。達したばかりの体は過敏になっていて、中を掻き回されるとがくがくと腰が跳ね上がった。
「いやだ……っ、やめ……っ、あ……、ああ……っ!」
獣のような目をした男はもう待てないと、猛った性器を突き入れた。
「あっ、ああ……っ、あ、あ……っ、あんっ」
初っ端から、腰が壊れるんじゃないかと思うほど、激しく突き入れられた。
蒼馬の劣情は収まることはなく、繰り返し何度も抱かれた。そのたびに嬌声を上げさせられて、最後には声も枯れ、疲れ果てた白縫は意識を失っていた。
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