今月の家賃はモンスターを倒して稼ぐ

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「ま、お前も少しは学べ」 「……………」 エラソーに。 でもマジで強いから手に負えない。 今日はランキング一位とパーティーを組んで貰らってるから、俺としても我慢するしかないのか? 「あっ、イケメンくん!」 「フッ、おせ~よ」 そんな気持ちで黙々と打っていたのだが、ここで追い討ちをかけるように常連が現れた。 「なになに?また出してるの?」 「まだイケてねぇケドな?」 「あははっ、やだもぅ!」 ……………… 新手の仲間は、例えるならオタサーの姫である。 場末のパチンコ屋で、昼間からハンターしているアホな女の子だ。 なのにやたら可愛くて、俺は密かに憧れを…… 「今日は俺君とバトルしてるんだ?」 「え、えぇ、まぁ…………」 「コイツがまた負けてて、見てられなくてな?」 煩いわ、イケメン野郎! 「私も隣、良いカナ?」 「ど、ど、どうぞ」 クッソ、バカ女なのに仕草がエロい。 短いスカートはきやがって、レバーオンに集中出来ないじゃないか! しかも………… 「きゃ~、小役解除!」 ガッキーンッ! ………と、いきなり中段チェリー(超レア役)。 思わず鼻水が垂れたよ。 「フッ、流石だな」 「イケメン君のお蔭だね!」 ……………… 勇者に加え、癒しの女僧侶がパーティーに加わり、そりゃ冒険も楽しくなるってモンさ。 でも、出てるのはコイツらだけ。 「俺君、またクムペッコだ」 「く、クソッ!」 俺はクムペッコ再び、今度は力の入れすぎなのか、あっさり負けた。 このバカ鳥、まぢ死んで欲しい。 「愛でろっていったダロ?」 「あ、やぁん」 「………………」 やぁん、ぢゃねぇヨ! テメェら、もしかして出来てンのか、えぇ!
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