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「同じ道」
反対へ行った私たち
気づけば同じ方向へ
離れていても歩いていたね
あの頃何も分からなかった
「愛した夜は、数える程に」.
これから二人
どこへ行こう
気づけばここへたどり着き
哀悼の詩を書いている
私の闇すら導かれるかな
あなたのために毒含む
あなた包める白さがあれば
結晶はそう時を止めるよ
望まれた恋終わりを告げた
自分に帰って握りしめ
涙が笑顔に変わっていくのを
ただ夕もやに呆然と
足並み揃えた君をみて
切ない微熱を抑えています
それなら私は同じ道
君が迎える幸せみたい
一周回ってまたここへ
あの丘でまた語り合おう
すべての悲しさ想い出連れて
一時だけでも二人でありたい
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