そして私は砕け散る
2/14
読書設定
目次
前へ
/
14ページ
次へ
僕は、鮮やかな花弁に覆われた丘の斜面を、両手を広げて走り回る少女に視線を送る。 自由に走り回るマルーンを見るのは、勿論これが初めてのことであった。 二人のマルーンのことを思う。 そして、僕は拾いあげた足枷を撫でる。 幾つかの破片に砕けた足枷。 それを眺めながら、彼女たちが自由になれてよかったと、心からそう思うのだった。
/
14ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
4(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!