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隆哉は少女に背後から密着しその平らすぎる胸を断りもなく両手で触っているのだ。
「何が長女だ。やっぱり男だろうが、お前」
そして吐き捨てるようにそう告げたのだった。
「伊織ちゃん!?お兄さんってこんなキャラだっけ?!何か聞いてたのと遠目から私が見た印象が違いすぎる気が…!」
「いつもはこうじゃない。きっとストレスでモードが変わったんだと思う。この隆哉は私も初めて見た…」
慌てたように少女…もとい少年は伊織に助けを求めるがそれに全く気づかない彼女は普通に解説を始めた。
「あっ…お兄さんっ…そんな触り方ダメっ…」
「気色悪い声出すな。お前が男なら話は別だ。伊織に密着するのは今後止めて貰おうか」
ピクリと反応し声を上げる少年を彼は冷たい目で見やり伊織に近づくなと遠回しにだが牽制をする。
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