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俺は、なに不自由なく生活を送っている無職の30歳だ。まさか ニート？？キモくない？？とかそんな風に昔の人は思うかもしれない。
だが、AIの発達で人間の代わりにロボットが働いてくれているので、約90％以上の人が無職であり、それが当たり前の時代なのだ。羨ましいだろ？
更に昔とは違って、国という境界線はなく、全ての国が統合して世界政府を樹立している。世界政府では各国の代表者だった者達が議会を設け、AIの助言を元に話し合い、より良い世界を目指しているのだ。その一環として行われたのが、全ての富を一度回収し、それを毎月の生活費として全国民に支給するという富の平等法が施行だ。富裕層からの反発があると思われたが、意外と問題なくスムーズに行われた。というわけで、無職の俺でも普通に生活を送れるというわけだ。
まぁーそれはそれで時間を潰すのが大変なのだが、趣味のゲームを堪能できるので自分的には満足していた。
そんな毎日だったが…
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