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あらすじ
【原案(あらすじ)】
神無月ユウヤが目覚めるとそこは屋外階段の踊り場だった。
この踊り場の鉄の冷たさも、おそらく打ったであろう頭の鈍痛も、何もかもがユウヤには驚きをもたらさなかった。
それは目が覚めたときこの場所にいることが二十三回目のことだったからだ。
どうやらユウヤは彼女の師走アリサと結ばれようとすると、三日前にタイムリープしてしまうらしかった。
何をどうしても三日前に巻き戻されてしまうことがわかり、ユウヤは彼女と添い遂げることを諦めようともした。
しかし、アリサの方から迫ってきたりしてしまうことも度々あり、二十三回目という記録を達成してしまう。
二十四回目を迎えることに耐えられなくなったユウヤは、アリサに信じてもらえなくてもと自身に起きていることをありのまま話すことにした。
最初は信じられなかったアリサもユウヤの色々な説明に真実味を感じていく。
二人で試行錯誤する日々が始まるが、とうとう三十回目を迎えてしまった。
アリサはユウヤにセックスの出来ない自分でもずっと一緒に居てくれるかを聞く。
ユウヤはもちろんと答え、二人は結婚することとなった。
結婚後しばらくして、結ばれることが出来た二人は時間が巻き戻らないことに驚く。
どうやら政府の秘密政策で、婚姻届を出さないとセックスが出来ない仕組みになっていたと政府を批判するニュース番組で知るのだった。
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