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第四回 家族と繋がるフェイスタイム
私は大病を患い、長期入院しています。長らく自宅に帰っていません。
子供は、幼稚園と小学生などで幼いこともあり、空を飛ぶことが出来たならば、簡単に会いにいけるなんて夢想していました。
妻が私の誕生日祝いを兼ねて、アップル社のタブレットをくれました。
あとは、通信用モバイルを契約してくれたので、インターネットを使用することが可能になりました。
アプリケーションの一つにフェイスタイムがありました。
これで、私が自宅にいるときと遜色ない状況で家族と自由に会話ができるようになりました。
相手の顔をみて会話するというのは携帯電話で話すより繋がっているなという連帯感があります。
以前には出来なかったことも可能になりました。
息子が宿題を画面にみせて「ここが分からない」と聞かれても国語の長文問題文ですとここのこと言っていると思うよ」と応えられます
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