不良さんと遭遇しました

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不良さんと遭遇しました

誠藍学園。 この国で一番金持ちの学校だ。 何故僕がそんな学校にいるかというと、特待生だからだ。 この学園に入るのにすごぐ努力したんだからね。 僕の家は貧乏なほうだから、高校生活にかかるお金を全て免除してくれる学校に入りたかったんだ。 ちなみに制服代も食事代も無料だ。 そんなこんなで今こうしてこの学園に居る訳。 で、入ってみて分かったんだけどこの学園、みんな同性愛者みたいなんだ。 僕はノーマルだし、顔も平凡を極めているから襲われる必要がない。 まぁ、ちょっと複雑だけど安心だね。 「おーい、志乃ー?またどっか魂が飛んでるぞ?」 「んー?あぁ、禅か。どーしたの?」 禅「どーしたのって・・・お前がぼーっとしていたから声かけたんだけど」 「あーごめん」 禅「いーよ。で、もう昼だけど・・・食堂行く?」 「うん。というかそうじゃなきゃ僕食べれないし」 禅「そうだったな。んじゃ行くか」 コイツは禅。綺羅禅(きら ぜん)。六代富豪の一つだ。 他にもあと五つあるけど面倒だから今は説明しなーい。 何で僕と一緒にいるのかは知らないけど、仲良くしてくれてる。 ほんと、何でだろーね。 禅「またぼーっとしてるぞ」 「・・・あ、ごめんごめん」 禅「気をつけろよ・・・っと、着いたぞ」 「うん」 衝撃に備えて耳栓を着用する。 禅がドアを開けると悲鳴が聞こえた。 これでも耳栓しているんだけどな・・・ それでまたいつものように僕の悪口が聞こえてくる。 ・・・ほんと面倒くさい。
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