主要キャラクター

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主要キャラクター

鈴木健一(仮)  都内某所の某会社に務める、上司に怒鳴られることと、独り言で愚痴をこぼすことが仕事の、万年平社員の31歳。子供の頃から何をやっても平凡な成績しか残せず、かと言ってそれに甘んじていたために、成功体験などにも乏しい。中肉中背のごくごく平凡な男。  休憩のために社ビルの屋外階段にでたところ、足を引っ掛けて転落、そのまま意識を失う。目覚めた時に、彼の目に映る世界には「変なもの」たちが追加されていた。  死神や、「変なもの」たちに対して、驚かされたり、いらいらさせられたりと、心労がさらに増えることになる。 死神  自称、鈴木専属の「死神」の胡散臭い男。鈴木よりも少し背が低い。  いつも黒いローブとドクロの面、背丈よりも少し大きい鎌を持った、正に死神と言った風体。だが、ローブの下は普通に足があったり、下駄を履いていたり、階段の昇り降りで疲れたりと、全く死神らしからぬ言動をとる。かと思えば満員電車を避けるために姿を消したり、突然背後に現れたり、首が切れても元通りになったり、超常のものである一面を見せたりもする。  終始鈴木に対して親しみやすいが、ドライな態度を取る。 「変なもの」たち  「変なもの」(鈴木命名)としか形容できないモノ達。死神も「そう認めたならそれでいい」という。  小さな四角い箱に手足が生えていたり、人面の猫だったり、異様に肥大化した頭を持った人間のようなものだったりと、その形態には大きな幅がある。  基本無害であり、人間に強い興味を持つものが多く、独り言に相槌を打ってみたり、話しかけてみたり、追いかけてみたりと様々なアクションを起こすが、普通の人には彼らに姿は見えないし、声は聞こえない。唯一、彼らは触れることは出来るため、気を引くために「いたずら」をするものもいる。
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