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ぼくがうい先生にそう語りかけると、うい先生はじっとくらい夜空を見つめているのでした。
すみちゃんが、うちゅうってとてもしんぴ的な色ねと、ぽつりつぶやいています。
“ゆめみごこち”の時間はあっというまにすぎました。
ぼくらが見た夢のうわさは、あっというまに学校中のうわさになり、それからというもの、低学年だけでなく、高学年の子たちもみんな、“ゆめみごこち”のそうちを使い、しょうらいの夢についてのレポートをつぎつぎと完成させていったのでした。
その夢ゆめは、前とくらべて、さまざまな種類のものになっており、例えば、ケーキざいくの建築家や、ひつじの毛のフェルトを使うクツ職人や、木星探検家やカイジュウハカセなどがつぎつぎと発表されていきました。
自分はもちろん、SFどうわ作家としての夢を最後に発表したのです。
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