詩片

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言葉はどこから来るのだろう  母より  父より  人により  耳に入っていくもの    紙の上に  絵とともにあった  やがてそれは文字のみになり  余白を埋めていった    人の世を流れていく  歴史を刻んでいく  過去も未来も関わらず人を繋ぐ  その大河のほんのひとすくい    そして、私の大好きなものが  いつのまにか自分の口から出るようになっていた
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