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離れようにも逃げ道がないのでどうすることも出来ないww 足掻いても無駄ですねww 「元木様。荷物は全て運び出しました」 運転手のおっちゃんが声を掛けてきた。 「ありがとう。では車を出してください」 ぶぃーんと車が走り出した。 聞いたところによると、ここからは大分時間がかかるらしい。 着くのは夕方だとか。 これじゃあ、ほいほいこっちに帰れないよなー・・・ 親友に会えなくなるという実感が湧いてくる。 「どうしたの、正隆。元気ないね」 「そりゃこれから行くところが男子校ですからねwwテンションはガタ落ちでーすww新しい友が出来る気がしませんなぁww」 はい、人見知りでゴンスww と数分走り出している途中、見知った人物が姿を現した。 「ん?・・・え、高橋!?すんません、ちょっと停めてもらっていっすか!」 「かしこまりました」 車が停止したのを確認して、俺は外に飛び出した。 .
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