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「おー。気づかないで通りすぎると思った」
「見慣れてるからすぐ気づくわボケ」
高橋の姿にちょっとホッとする。
「つか、なんか・・・すまん」
「なんでお前が謝ってんだよ」
「なんとなく・・・」
高校一緒に受かってお互いすごい喜んだのに自分だけ別のとこになったとか、ちょっと申し訳ないんですよw
「別に一生の別れじゃねーんだから。・・・てかお前ちょっと泣いてね?」
「・・・うぐ」
高橋に言われ、我慢していたものが溢れだした。
「・・・まじか。がち泣きすんなよな」
「う、うるせぇー・・・バーカ・・・」
「ちょくちょく連絡はしてやるよ。ほら、泣き止め」
高橋は自前のティッシュを俺の顔に押し当ててきた。
「ぶへっ・・・いた、いたた痛いです、痛いですよ、高橋さんやww」
てか、ティッシュ常備してるんですね。さすがですww
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