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第2話 ハーレム
ネット弁慶マンは白旗を掲げた。だが、そんなものは新人作家が認める訳が無かった。
「無理です…じゃねぇんだよ!おい、コラ!ここまで丁寧に説明して…話を引っ張るだけ引っ張って、だ!無理ですで済む訳ねぇだろうが!あぁん!?」
『いや、無理なものは無理ですよ!どれだけ難易度高めなんですか!もっと難易度低めの悩みは無いんですか!?』
「その程度の悩みだったら、テメェなんかに解決して貰わなくても、自分で解決出来るわぁ!しつこく悩みを聞かせろとか絡んでくるから、仕方なく相談してやれば…なぁにが無理です、だ!馬鹿にすんのも大概にしろや!あぁん!?」
『す、すみません!こんなにも難易度が高いのが、初っ端の相談者様から来るとは想定外でして…』
「言い訳は要らん。こんなサイトを開いて人に相談させたんだ。最後まで責任を持て。それが人の道ってやつだろう?」
『人の…道ですか?』
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