第2話 ハーレム

1/8
前へ
/37ページ
次へ

第2話 ハーレム

ネット弁慶マンは白旗を掲げた。だが、そんなものは新人作家が認める訳が無かった。 「無理です…じゃねぇんだよ!おい、コラ!ここまで丁寧に説明して…話を引っ張るだけ引っ張って、だ!無理ですで済む訳ねぇだろうが!あぁん!?」 『いや、無理なものは無理ですよ!どれだけ難易度高めなんですか!もっと難易度低めの悩みは無いんですか!?』 「その程度の悩みだったら、テメェなんかに解決して貰わなくても、自分で解決出来るわぁ!しつこく悩みを聞かせろとか絡んでくるから、仕方なく相談してやれば…なぁにが無理です、だ!馬鹿にすんのも大概にしろや!あぁん!?」 『す、すみません!こんなにも難易度が高いのが、初っ端の相談者様から来るとは想定外でして…』 「言い訳は要らん。こんなサイトを開いて人に相談させたんだ。最後まで責任を持て。それが人の道ってやつだろう?」 『人の…道ですか?』     
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加