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なんか変なのと関わってしまったかも知れないと、嫌な予感はしたものの…取り敢えず新人作家は相談を試みた。
「…まあ、いいや。別に期待はしてないけどさ、聞きたいことがあるんよ。ダークヒーローってさ、何?」
『それはまた、えらく直球な質問ですね?でも、お答えいたしましょう!ダークヒーローとは闇の属性を持つヒーローの事です!』
「そうか。なるほど。よく分かった。ありがとう。では、さようなら」
『いや、ちょっと待って下さいっっっ!それだけですか!?もっとこう、何か他に悩みは無いんですか!?簡単すぎますよ、それだけでは!』
「簡単すぎるも何も、お前の答えが簡単すぎるんだろ?」
『直球で質問されたから直球で返しただけですよ!ダークヒーローって何って聞かれても、漠然としてて答えようが無いですから!』
「漠然も何も、お前はダークヒーローを名乗ってるんだろ?だったらもっと他に答え方があるんじゃないのか?」
『た、確かにその通りです。ダークヒーローのネット弁慶マンを名乗り始めてから半年間、誰も構ってくれないからその設定をすっかり忘れてました!』
「…そうか、思い出せて良かったな。じゃあ、さようなら」
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