【改名した番犬】

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A子さん「実は、私… どうもこの間から、 頭とか肩とか、何か『重たい感じ』がするようになったの」 Wさん「重たい感じ…?」 A子さん「そう…。 まるで『何か』が、私の肩か頭の上にでも乗っかってる様な、そんな感じ…。 で、気分もあんまり良くなくて…時々、頭痛がしたり… みんなには、言わなかったけど」 Wさん「そ!そうだったんだ!今は、大丈夫なの?!」 A子さん「それがね…。 さっき『コロちゃん』に、凄い勢いで吠えられた途端… その『重たい感じ』が… すーっと消えて無くなったのよ!!!」 Wさん「…え?」 …それって……。 Wさん「つまり… ウチの『コロ』が、A子の体の『不調』を感じ取って… それを吠えて『病気を追っぱらってくれた』って事?」 A子さん「うーん…。 『病気』と、言うより… 本当に『ナニカ』が、私の頭か肩の上あたりに『乗っかってる』感じだったのよね…。 それにね。 今、思い出してみると…『コロちゃん』…『私に向かって』と、言うより… 『私の頭の更に上あたりに向かって』吠えてた様な気がするの…。 そして、吠えられた途端!何か『乗っかってたモノ』が… まるで驚いて逃げる様に、私から離れて、どっかに行ってしまった…そんな感じがするのよ…」 Wさん「…そ、それって… もしかして…」 A子さん「そうなのよ! 私に『取りツイていたナニカ』の姿が『コロちゃん』には見えていて… 吠えて追い払ってくれたんじゃないかと思うの!」 ちなみに… Wさんは後で再度、A子さんと一緒に、 『コロ君』の犬小屋へ行ってみましたが… その時は、『コロ君』はA子さんに向かって吠えなかったそうです。 (『取りツイていたナニカ』が去った後だからと言う事なのでしょうか…汗)
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