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アルトが転校してきて、1週間が過ぎた。 この1週間、ずっとアルトに付きまとわれていた。 それももう終わり。 なんてったって、今日から夏休みだからだ!! あいつの家は分からないけど、同時にあいつも俺の家は分からないはず。 だから平和な時間を過ごせるのだ!! ーピンポーンー 母「はーい」 お客さんか・・・ 母「あらあら、アルトくんこんなに大きくなって・・・」 ん?アルト? ーがちゃー ア「橘くん!!」 げ・・・マジかよ・・・ 「勝手に人の部屋に入ってくるな」 ア「ごめんごめん」 そしてなぜ俺のところに寄ってくる!? 「早く俺の部屋からでろ」 ア「何で?」 何でって・・・ 「お前と二人きりになりたくないんだよ」 なにされるかわからんからなと付けたし、出るように促す。 ア「二人きりじゃなきゃいいんでしょ? だったら母さん達のところに行こうよ」 と、手をとられ居間に引っ張られる。 母さん達は二人で盛り上がっていた。 ア母「あらぁ夏蓮くん、こんなに大きくなったのねー」 え・・・誰? いや、アルトの母親だってことはわかるんだよ? 俺この人と会ったことあるっけ? ア母「誰?って顔しているわね。覚えていないの?」 そういわれても思い出せない。     
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