4人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
総「お前、一体何者だ?」
「失礼ですね。僕はただの一般人ですよ。
ただ、小さい頃から武術は教え込まれていますけどね」
総「・・・成る程な。
お前を入れてもいいが、条件がある」
条件、ですか。
面倒なことじゃなければいいですけど。
総「俺らblankは今、他校のチームと敵対している。今入ると巻き込まれるが、それでもいいか?」
「ええ、噂は聞いていますよ。面白そうじゃないですか」
総「二つ目だが、お前は俺の右腕として傍に置く。
そして最後に、お前は俺の女になってもらう」
女・・・?あぁ、成る程。
総長さんも暇を持て余しているんですかね。
僕なんかを恋人にしようなんて。
まぁ彼の考えは読めてますけど。
僕くらいの強さなら敵対しているチームに捕まっても生きてはいるだろうという考えでしょうね。
面白そうなのでノッてあげましょうか。
「・・・いいですよ。ですが『女』という呼び方は好きではありませんね」
総「なら恋人呼びならいいのか」
「ええ、まあ」
総「これからよろしくな、美咲」
「っ、・・・は、はい」
総長さんが僕の元に寄り、耳元に顔を寄せて囁きました。
え、何これ業とですか?凄くイケボだったんですけど。
おっと、僕としたことが・・・珍しく動揺してしまいました。
最初のコメントを投稿しよう!