sid,misaki

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総「お前、一体何者だ?」 「失礼ですね。僕はただの一般人ですよ。 ただ、小さい頃から武術は教え込まれていますけどね」 総「・・・成る程な。 お前を入れてもいいが、条件がある」 条件、ですか。 面倒なことじゃなければいいですけど。 総「俺らblankは今、他校のチームと敵対している。今入ると巻き込まれるが、それでもいいか?」 「ええ、噂は聞いていますよ。面白そうじゃないですか」 総「二つ目だが、お前は俺の右腕として傍に置く。 そして最後に、お前は俺の女になってもらう」 女・・・?あぁ、成る程。 総長さんも暇を持て余しているんですかね。 僕なんかを恋人にしようなんて。 まぁ彼の考えは読めてますけど。 僕くらいの強さなら敵対しているチームに捕まっても生きてはいるだろうという考えでしょうね。 面白そうなのでノッてあげましょうか。 「・・・いいですよ。ですが『女』という呼び方は好きではありませんね」 総「なら恋人呼びならいいのか」 「ええ、まあ」 総「これからよろしくな、美咲」 「っ、・・・は、はい」 総長さんが僕の元に寄り、耳元に顔を寄せて囁きました。 え、何これ業とですか?凄くイケボだったんですけど。 おっと、僕としたことが・・・珍しく動揺してしまいました。
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