第六章 見返し実行

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もう返事、してもいいよね。「何度もメールくれてありがとう。ゴメンね、私は大好きな彼氏がいるので他の人の事は考えられない。今まで通り同期のままでいよう?気持ちを打ち明けてくれてありがとね」と返信した。「逃がした魚が大きすぎて立ち直れないわ(苦笑)そうだよな。自分で振っておいて都合がいいよな。ゴメン、また今度・・・逢うときまでに気持ちの切り替えして楽しい飲み会にするわ。」・・・・終わった。これで本当に柏木を吹っ切れたし見返すことが出来た。胸がスーとしてる。失恋したときの涙も無駄では無かった。光一さんに報告のメールをする。直ぐに返信が来て「大成功ですね!ふふ。では、明日・・・ご褒美を頂いても良いですか?」「はい。お店(ラーメン屋)に伺いますね」「お待ちしています」ご褒美自体はたいしたことではないので別にいいけれど・・・やっぱり採血した、その血の行方はきになるよなぁ。何に使うんだろう?詮索したらいけないのは理解している。だけど、そうすると余計に気になってしまう・・・。
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