プロローグ

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ひょんなことから、私、母、モラ様の3人暮しが始まった。 それまでの経緯は割愛したい。 まだ、それを語れるぐらい精神は回復してないようだ。 しかし、私はモラ様を当時から憎んでいた。 モラ様のせいで人生は一変した。 食事も喉を通らず精神はボロボロ。 逆らう気力さえなかった。 そこに、いそいそと侵略してきたのが、モラ様だ。 当時、私は学生だった。 モラハラなる言葉も知らず、学生生活を送っていた。 今だから、モラハラの言葉で片付けられるが、当時は自分が悪いのか、死ねば楽になれる、とかそんなことばっかり考えていた。 今は、そんなことは思っていない。 ただ、早く死ねばいいのに、と願うだけだ。
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