プロローグ。

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「でもさ~看護師と患者が、くっつくなんて よく聞く話じゃない? 医者と看護師も多いけど…」 香奈子が、さらにそんな事を言ってきた。 「それは、一部でしょ? 私は、患者とくっついたりしないわよ!」 だって、そんな事したら規律が乱れてしまう。 それに…。 あの人の考えがよく分からないもの。 「そんな事ないぞ。 俺は、本気だし、いつでもウェルカムなのに お前が変な規則にこだわっているからだ!」 「何を言っている……えっ!?」 振り向くといつの間に 隣の席に新堂さんが座っていた。 「し、新堂さん!? 何で、あなたがここに居るんですか!!?」 病室に居るはずの新堂さんか 何故、居酒屋に……。 「うん?急に焼き鳥とビールが 飲みたくなったから秘書の栗本に頼んで 迎えに来てもらったんだ」
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