プロローグ。

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「キャアッ!!ちょっと…新堂さん!? 離して下さいってば」 いつもこう言う事になる。 座らせると毎回私を抱き締めてきた。 バランスを崩しされるがまま。 逃げようとするが男性の力の方が強く 逃げ出せない。 「逃げようとするなよ…せっかく 仲良くしたいのに」 クスッと微笑みながら顔を近づけてきた。 (くっ…逃げられない) 1番やばいと思うのは 彼は、かなりのイケメンだと言う事だ。 サラサラの髪に整った顔立ち。 普通の女性なら一発で、こんな風に 見つめられたら恋に落ちてしまうだろう。 私だって…最初見た時は、 思わず見惚れてしまうほどだった。 だから…嫌なのに。 そのまま吸い寄せられるようにkissをしてしまう。 抵抗をしようとしても彼は、そうさせない。
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