第一章 usual

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早紀「うわ!明日の1分間スピーチ自分の番じゃん 泣」 私たちの学校では受験生は面接の練習のために毎日、出席番号順に1分間スピーチをしなければいけなかったのだ 阿弥乃「何話すつもりなの?」 早紀「ん~…みんな受験のことじゃん?『私は理科が苦手なので克服できるように頑張ります』とかそんなことばっかだから飽きちゃったんだよね、だから私は違うこと言おうかなって考えてるんだ」 阿弥乃「へ~…何にするの?」 早紀「気になる?でも、教えなーい!当日のお楽しみ~!」 ーー当日ーー 早紀「私が最近気になることは雑学です。最近雑学にハマっていて二つのことを学んだので話そうと思います。まず一つ目は~~……。これで終わります。」 ーー放課後ーー 早紀「いやぁ~緊張したよ~!」 阿弥乃「私たちがやってるスピーチは自分のことについて話すんだよ?早紀が今日喋ったのはただのうんちくじゃん」 早紀「あら!やっべ!ま、いっか!」 阿弥乃「もう少し悩め」
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