僕尻尾は弱いんだから

11/11
26人が本棚に入れています
本棚に追加
/133ページ
「うーん、オープンカフェかあ。速く行きたくてうずうずしちゃうよ。 そうだ!僕がジュリアをおぶったら速く着くよね?」 「ジュリアだけか。俺もおぶってくれよ」 「えー!?ジュリアはうんと軽いから良いけど、ノゾミは重いし、二人共は無理だよ」 「それじゃ俺がローブに合わせて走らないと短縮にならねえぞ。無茶言うなって」 「どう言う事?」 ローブの頭の悪さに、ノゾミはくたびれた顔で溜息を吐いた。 程なくして2人はジュリアと合流し、3人でMadder(マダー)へ向かった。
/133ページ

最初のコメントを投稿しよう!