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「苦しいのでしょう? 今、楽にして差し上げますよ」
制止を聞かず、スカートを一気に胸元まで捲り上げて、執事がくすりと笑う。
スカートと一緒に『従順な執事』の面の皮も捲り剥がしたような獣の笑みだった。
「おやおや……確かに、これは苦しそうだ」
捲り上げられたスカートの下には青いリボンと薔薇に彩られたガーターベルト、純白の小さなレースの下着、そしてその下着を押し上げてはみ出す『お嬢様』自身――小振りな雄からはとろとろと蜜が溢れて純白の下着を汚していた。
「いけない、これではドレスも汚れてしまいますね」
然も当たり前のようにディランが足の間に顔を寄せる。
「やだ……止め……ぁ、ぁんんっ……!」
下着からはみ出る『お嬢様』の先端、鈴口から溢れる蜜だけを舐め取られて、その快楽を煽るだけの意地悪な刺激に少年は悶絶した。
「それ、やめっ……ぁっ……ぁああっ……!」
ぴちゃぴちゃと蜜を舐め取る音と少年の苦し気な喘ぎ声だけが閉ざされた部屋に響く。
椅子に縛り付けられた手足がびくびくと痙攣した。
散々に嬲った後で、ディランが顔を離す。
だが主人の命令に従った訳ではなかった。
「なんてことでしょう。これでは埒が明きませんねぇ」
「は……んっ……」
吐息に嬲られた鈴口からはまた蜜が溢れ出す。
執事の冷たい視線の前で、またとろとろとレースの下着を汚していった。
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