プロローグ

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『〇月×日 きょうは、ぷーるでした。 でもあかまさくんがぴったりついてくるので こわかったです。 せんせいにいったら、またせんせいがどなられるのでがまんします』 『〇月×日 なつやすみです。でもあかまさくんが、ぼくのおうちにでんわするっていうので、 こわくてなきました。 あと、せみのぬけがらをかばんにいられられなきました。 あかまさくんは、たからものっていうけど、こわかった。 きょうもこわかった。なつやすみまであいたくないです』 『〇月×日 こわいからあいたくない、となつやすみのぷーるのおさそいをことわりました。 すると、あかまさくんは、なきました。 ぼくといっしょにいたいらしいです。 ぼくはこわいからいやだよ、とつたえました。 なきながらかえっていきました。』 『〇月×日 あかまさくんが、いいおとこになるからけっこんしよ、といってきました。 ぼくは、おっぱいがおおきいおんなのこがいいから、とことわりました。 あかまさくんはおちこんで、おやつのぷりんをボクにくれました。 ちょっとだけすきになりました』
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