3.藍のアパートで…

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藍の独り言 「…スケベ」 「ぁ…ご…ごめっ…おやすみなさい!」 「…おやすみ」 慌て過ぎて、転びかけてるし… ったく… 真っ赤な顔して、オレを見てたな…。 オレは、タオルを頭からかぶり、ソファの背もたれに身を預けた。 落ち着け…オレ…。 何でアイツ…いつまでも変わらず、純粋のままなんだ…? アイツを抱こうとした時… オレは、ドス黒い感情に支配されていた。 恐らく…嫉妬ってヤツだ。 アイツが風邪で、意識を失った時、風呂に入れた事があった。 オレの理性と本能の戦いだと思っていたんだが、実際は、そうじゃなかった…。 アイツの後ろから、どこの誰かもわからねぇヤツのを出していた時、怒りしか湧いてこなかった。 愛は、意識が無いながらも、オレのその行為に、眉間に皺を寄せて、時々声も漏らしていた。 だが今は、オレの指の動きに反応し、 甘い声をあげている… そう思ったら、意識がぶっ飛んでた。 しかも、それだけじゃねぇ。 むしろ、こっちの方が問題だ。 愛のモノを愛撫している時、 葵さんの顔が浮かんだんだ…
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