あらすじ 

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晴斗は男が何を言っているのか暫く理解出来ずにいた。この人は寝てくれと言った…それはつまり…。 「僕が男だとわかっている上で…その…そう仰ってるんですよね…?」 「もちろん。男だとわかってた上で君を抱きたいんだけど…ダメ?」 子供が親に何かをねだるように聞いてくる目の前の男に晴斗は軽く目眩を覚える。 「えと…僕…やり方とかわからないですし…お役に立てないかも…」 「初めてってこと?寧ろ初めての子の方が良いんだよね…俺としては…だから君がいい」 そう真っ直ぐに見つめて言われると晴斗の悪い癖が出てしまう。 「…貴方がそこまで言ってくれるなら…僕に何が出来るかわかりませんけど頑張ります」 どんな事をされるかもわからないのに安請け合いしてしまうのは彼の欠点とも言える。 本人に少なからず自覚はあるものの注意をしてくれる人がいないためそれは直ることはなかった。
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