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銀行へ行き、僕は通帳とカードの再発行の手続きを滞りなく終える。
最短でも二、三週間はかかると言われた。締めの日までには間に合うと僕はホッと胸を撫で下ろした。
職場へ言って事情を全て話した。
すると＿＿
「晴斗くんっそんなことが…！私に連絡してくれたらよかったのに！いくらだって泊めてあげる！いや、いっそ一緒に暮らそう！」
「服とか大丈夫ですか？いくらでも貸しますよ」
「俺の家にも泊まりにきてよ」
「出来ることがあれば手を貸しますよ。なんでも言って下さい」
僕は面食らっていた。こんな風に言ってもらえるなんて思ってなかったからだ…。
職場には手を貸してくれる人なんていないんじゃないかと思っていた……なんだか申し訳ない…。
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