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そしてプレゼントを見る。
彼女が包装紙を剥がす時間は永遠のように長く感じた。
彼女は喜んでくれるのだろうか。それともがっかりする?
そして彼女は答えた。
「靴!? 凄い嬉しい!」
それを聞いた瞬間、肩の荷が下りたように僕はホッとした。
手の震えも止まっていた。
そう。僕がプレゼントしたのは靴だ。
彼女の友人に聞いていたのだ。彼女の欲しいものを。
~ 協力者3 彼女の親友 Y子 ~
僕の学生時代の友人であり、彼女の親友でもあるY子。
僕と彼女の出会いもこのY子に紹介して貰ったことから始まった。
今回Y子には、僕の彼女が最近欲しがっている物など聞いたり、女性目線で何を貰ったら嬉しいかなど相談して貰っていた。
面倒見の良い優しい女性だ。
彼女の親友と言う事で、物凄く頼りなる協力者。
「本当にありがとう!!この靴欲しかったんだ!!」
彼女はそう言ってくれた。
喜んでいる彼女を見ると僕も嬉しくなってきた。
緊張したけどプレゼントして良かった。そう思った。
すると彼女は不意に自分のバックに手を掛ける。
「実は私も!」
彼女はそう言い、1つの箱を取り出した。
中を開けると、ネックレスが入っていた
「ありがとう!!」
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