0人が本棚に入れています
本棚に追加
旗門は私の話を聞いて
「本当か?
いいのかよ。」
「うん、旗門さえよければね。」
本当は鉄砲をプレゼントしたかったけどね……。
「ありがたい。
流石衣音。」
旗門は私に抱きついてきた。
「今から楽しみだ。」
ウキウキ気分で離れる旗門。
私の手を握って学校へと駆けだした。
それから翌月、私はお小遣いを握りしめ旗門とトイガンショップにいた。
「へ~。
木野瀬ちゃん良い子だね。
西野君にはもったいないよ。」
この間の店員さんにいきさつを話していた旗門。
「だから、ちょっとオマケしてよ。」
「そうだね。
西野君の初の銃だからね。」
ちょっと苦笑いの店員さん。
最初のコメントを投稿しよう!