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「えと……決行衝撃あるね。」
「それがいいんだよ。
ブローバックは反動が有るから良いんだ。」
熱弁を振るう旗門。
この後色々な鉄砲を見せてもらって店を出た。
帰り道、旗門の熱弁は止まらない。
結局、家に着くまで旗門の一人舞台だった。
夕食をすませた私は部屋に戻る。
まだ鉄砲の感触が手に残っていた。
「旗門の気持ち少しだけわかった気がする。」
私はカレンダーを眺めた。
来月は旗門の誕生日だ。
毎年プレゼントで悩んでいたけど、今年は鉄砲にしようかな?
なんて甘い考えをしていたんだ。
この時は……。
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