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ボクはいっしょうけんめい考えたよ。
どうしたら、トニーがまた元気にお話してくれるようになるかなぁ?って。
そしたらね、ボク、いいこと思いついちゃった!
前にね、眠れなくて困ってたトニーのために、パパが『サンタクロースのお星さま』っていう、絵本を読んでくれたんだ。
サンタクロースのおじいさんのお家の隣にはね、大きなもみの木があって、その木には世界中の子どもたちのためのプレゼントが実るんだ。
プレゼントもすごいけど、もっとすごいのはその大きな木のてっぺんで光るお星さま!
そのお星さまを取るとね、何だって願いが叶うんだって!
トニーはこのお話を聞いて、「お星さまが欲しいっ!」って、さんざん泣いてパパを困らせてたっけ。
きっと、あのお星さまを取ってあげたら、トニーはまた元気にたくさんお話して、ボクと遊んでくれるようになるはずだ!
パパはサンタクロースのおじいさんのお家を知らないって、とっても困っていたけど、ボクは知ってる。
だって、ボクはあの木から生まれたんだからっ!
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