金沢の路にて
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金沢の路にて
寒空に金の箔を貼つたやうに あかるい陽が差してゐた 菓子のやうに優しい日だ、と 暢気に思ひながら 僕はふらりと散歩に出た 川のほとりで ふいに先人の声を聴き 僕は思わず立ち止まつた そこに生まれた 文の傑人だらうか 傑人たちだらうか あゝ 此処は浅野川であつたか 僕は妙に納得して ふらふらと街へ戻つて行つた
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