彼らは皆戦場にいた

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 なんだか愛しく思ってしまって、つるっとした亀頭に頬ずりをすると、ギャスパーが息を飲むのがわかってアリアはいい気分になる。  ギャスパーは自身の血管の浮くグロテスクなそれにアリアの銀糸が絡む光景にやられたのだが、それをアリアに伝えられるわけもなかった。まだもう少し、アリアの前で格好つけていたかったのだ。こんな風に先走りを漏らして勃たせておきながら言えたことではないが、ギャスパーは格好つけだ。 「陛下、じゃないアリア、本当にいいからっ、うっ」  ギャスパーの言葉を無視してアリアは小さな口を開けた。  はむっ、と可愛らしい擬音が似合う咥え方なのに、真っ白な頬の色と濃い肌色のペニスが似つかわしくなく、ギャスパーは敏感な先だけでなく視覚的快感にも大いに腰を砕けさせられる。 「んっ、む、んんっ…はあっ」  アリアは懸命に口にそれを収めようとするが、カリ太のそれを頬張るのに精一杯で、なかなか動けない。舌先でチロチロと鈴口を舐めたもののそれが正解かわからず、戸惑ったようにギャスパーの方を見上げた。  しかしギャスパーと目があった瞬間、興奮し切った茶色の瞳に気づいてしまって、アリアは嬉しくなる。もっとアリアの体を使って感じて欲しくて、喉奥を開こうと、えづかないようにアリアは太くて硬い肉を飲み込んでいった。 「あっ…アリア、いい、上手」     
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