覚悟の行く末

16/16
前へ
/228ページ
次へ
 他の竜と比べ物にならない大きな体。鋭い牙は上に下にはみ出て、岩をも貫く。爪は大地を抉り、吐息は炎のように熱い。  神秘的とも言える真っ白の鱗は、朝焼け色に染まっていた。  それはまさしく、原始竜そのものだった。
/228ページ

最初のコメントを投稿しよう!

199人が本棚に入れています
本棚に追加