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「んっ…」
空は目を覚ました。
「僕は…」
空は殺された瞬間を思い出し首元を触った。
「はぁーよかった!夢か!」
そう、安心すると後ろから声がした。
「何言ってんだよ、死んだよ」
その声に聞き覚えがあった空は後ろを向いた。
「空、お前は死んだんだよ!」
「春樹!翔!」
翔と春樹を見て安心し、空はまた眠りにつこうとしたが2人に起こされた。
「起きろ!空」
「僕達に助けられたことを誇りに思ってくださいよね」
空はその言葉を聞き起き上がった。
「助けた?」
空は2人に質問した。
「なら、僕が殺されたのは真実?」
「そうですよ。首元を引き裂かれている空を助けたのは僕達2人です」
そう言われた空は真実を受け止めることにした。
「それにしてもここはどこだ?」
空から聞かれて2人は口を揃えてこういった。
「ここは天国です!」
その言葉を聞き空はまた意識を失った。
「空ったら…全く。」
そう言いながら2人は空を肩に担ぎ連れていくことにした。
「まぁ、今は一旦休ませるか」
「そうですね」
そう笑いながら2人は歩き出した。
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