第2章 僕は神になった

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そう翔の話を聞きながら空は質問した。 「敵って?」 そう言うと翔は答えた。 「お前を殺した張本人反大神領政権派のアナベル・リドーと言う男だ。つまり、空は神界の政治に見せしめとして殺されたと俺は判断した。だが、俺はまだ解せない所もある。なぜ空だったのか?何故宿命を変えてまで殺さなきゃいけなかったのか?そして 神界の政権争いに人間である空を巻き込んだのか?まだ分からないこともあるけれど、これが真実だ。 空は神になりたいか?」 翔は悲しそうな顔で空に聞いた。 「神か天使かなにか分からないけど、勝手に巻き込んで、勝手に殺して、いい気分なわけないから神になるかはどうでもいいけどそいつらぶっ飛ばしに行かなきゃ僕の気が済まないな!」 そう翔に笑いながら空は言った。 すると、2人は笑いながらこういった。 「空らしいわ…」 そう言いながら3人で大いに笑った。
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