第3章 神が神であること

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そうして、空は自分を殺した犯人をぶっ飛ばしに行くために神になった。 覚悟を決めた空に春樹が言った。 「早速ですが、空には仕事をしてもらいましょう!」 そう春樹が言うと空は張り切った顔で立ち上がった。 「よっしゃー!で、仕事ってなんだ?」 「お前の神様としての最初の仕事はこの神殿の捜索だ。」 翔はそう言いながら空の肩を叩いた。 すると、春樹が説明した。 「やはり私たち2人では上司にも部下にももちろん犯人と思われるアナベル側つまり反対組織にも顔が割れています、ですのであなたは秘密に探るためにはうってつけってことです!」 そう春樹が説明した。 すると、空が疑問に思い質問した。 「でも僕はアナベル?がいる反対組織に顔がバレているんじゃ…」 そう心配すると、翔は笑顔で空の方を向きながら答えた。 「大丈夫!これがあるから!」 翔から渡されたのは半分の狐のお面とメガネだった。 「これで大丈夫だ!」 そう渡された空は急に2人について行くことに不安を覚えた。
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