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僕は鉢植え。 名もなき植物。 花も咲かせず、成長は遅く、いつまでも地味なだけの存在。 僕に出来ることといえば、たったひとつ。 僕は世界を、すべてを、見つめる。 そうして、今日も彼女のいちにちをずっと見てる。 この部屋にはじめて来た日からそれはなにも変わらない。 最初は不満だらけで、今は…。
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