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秘所に触れようとした四郎は、いきなり両手をねじり上げられた。
「攻めるのは俺だ」
「――ですよね。あっ、一郎さん……そこばっかり攻めんといて……ああっ」
一郎は四郎の腕を押さえたまま四郎の項に顔を埋め、舌と唇で執拗に攻め続けた。牡丹の花が咲きそろう頃には、四郎は喘ぎ疲れてすっかり大人しくなっていた。
「どうした。もう疲れたか?」
放心状態で荒い息を吐き出している濡れた唇を見詰めながら、一郎は四郎の脚を開いた。
「行くぞ」
「あっ……一郎さん、大き……あんっ!」
一郎のモノは人一倍体の大きな五郎と大して変わらないサイズで、その上硬い。
「もうちょっと……優しくし……」
「痛くはないだろう? おまえの女はしっかり受け入れている」
確かにこれは痛みではなく快楽ではあるが、ギリギリだ。気持ちいいというより、少し苦しい。
(一郎さんSやな……次郎ちゃんあの細い体でよう相手しとるな……)
けれど抗う気力はなく諦めて身を任せることにした四郎は、一郎に滅茶苦茶にされている次郎の姿を思い浮かべて気を紛らわせた。
「なんだ。やっぱり感じているじゃないか。こっちもこんなにして――」
「ちゃいます、それは――あっ、アカン、やめてぇ」
男性の方まで攻められ始め、度の過ぎる快楽から逃れようと四郎は身をよじったが、一郎は益々深く四郎を攻め続けた。
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