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源三は三郎の両足を掴んで持ち上げ、恥ずかしい体勢に変えて秘所をじっくりと眺めた。
「へー、こうなってるのか。こいつはスゲーな」
三郎は逃れようともがいたが、大きくて力強い源三にのし掛かられて逃げることが出来ない。
「嫌だ、見るな、触るな――痛っ!」
「指は嫌いか?」
源三は舌を使って愛撫を始めた。三郎は首を振り身をよじった。
「甘い汁が出て来たぞ。いい匂いだ。それに花も咲き始めた。菊か。綺麗だな」
「嫌……嫌あ……ああっ……ん、ああっ……」
ズキンズキンと甘い震えに襲われる。
嫌だと訴えるつもりが喘ぎ声になり、源三を益々興奮させてしまった。
「じゃあ、そろそろ――」
源三が自分の準備をしようとすると、三郎を押さえている力が弱くなった。三郎はすかさず擦り抜けて作業部屋に駆け込み、剣を構えた。
「来るな!」
しかし源三は笑いながら近付いて来た。
「それで俺を斬るのか? おまえ達の武器を直せる唯一の職人を? それとも貞操を守る為に自害する気か?」
源三はとうとうすぐ目の前にやって来た。三郎は震えそうになる手で剣を握り締め、閉じたくなる目を見開いて歯を食いしばった。
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