第7章 失った輝き

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源三は三郎の両足を掴んで持ち上げ、恥ずかしい体勢に変えて秘所をじっくりと眺めた。 「へー、こうなってるのか。こいつはスゲーな」 三郎は逃れようともがいたが、大きくて力強い源三にのし掛かられて逃げることが出来ない。 「嫌だ、見るな、触るな――痛っ!」 「指は嫌いか?」 源三は舌を使って愛撫を始めた。三郎は首を振り身をよじった。 「甘い汁が出て来たぞ。いい匂いだ。それに花も咲き始めた。菊か。綺麗だな」 「嫌……嫌あ……ああっ……ん、ああっ……」 ズキンズキンと甘い震えに襲われる。 嫌だと訴えるつもりが喘ぎ声になり、源三を益々興奮させてしまった。 「じゃあ、そろそろ――」 源三が自分の準備をしようとすると、三郎を押さえている力が弱くなった。三郎はすかさず擦り抜けて作業部屋に駆け込み、剣を構えた。 「来るな!」 しかし源三は笑いながら近付いて来た。 「それで俺を斬るのか? おまえ達の武器を直せる唯一の職人を? それとも貞操を守る為に自害する気か?」 源三はとうとうすぐ目の前にやって来た。三郎は震えそうになる手で剣を握り締め、閉じたくなる目を見開いて歯を食いしばった。
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